望来から正利冠へ

石狩河口橋を渡って八幡から望来、正利冠(まさりかっぷ)の沢筋から高岡へ抜けるルートは以前スウェーデンヒルズから入るルートを紹介してありますが、八幡付近から望来の崖上(無煙浜の上)に至る道はルートの取り方を間違えると舗装が続かず苦労するところです。今回私もルートを間違えて砂利道をロードバイクで走る羽目になってしまいました。間違いも含めて紹介いたします。

当日は晴れ。風が強い日で、川に沿っての風はかなりのものでした。石狩河口橋を渡るときには慎重に歩道上を進みましたがそれでも自転車が横風を受けて倒されそうになるほどで、車道でふらつくと衝突の危険があります。石狩川を渡るときにはどの橋でも注意が必要なことがあります。無理は禁物です。渡りきると八幡の交差点に着きます。コンビニがありますし、石狩丼を売りにしている「とみき」という食堂が楽しいです。まずはここで腹ごしらえ。当日はワタリガニ半身とメロンがサービスされておりお得です。あまりの風の強さのせいでしょう、トンボが上手く飛べずに捕まれるものがあるとすぐに止まりたがります。私の靴にも手にも止まってきて面白いほどでした。

八幡付近。石狩川沿いは砂利道なので注意。

八幡付近。石狩川沿いは砂利道なので注意。

さて八幡を過ぎてまもなく、適当な道を左折して海側の車の少ないルートを探りました。ログでは墓場の中を通って石狩川右岸の道に出ておりますが、これは大失敗です。石狩川右岸の道は程なく砂利道となってしまいロードバイクでは走れません。結局聚富川(しっぷがわ)に沿って国道側に戻り、一旦国道に出て地蔵さんのある五叉路から再び海側の道に入りました。他にもうまいルートがあるのかもしれませんが、この地蔵さんの五叉路までは国道を走るのが無難のようです。この先は一応舗装路が続き、ゴミ処理上の横を通って無煙浜の崖上まで一本道が続きます。車は崖上の別荘地から下ってくる人たち以外はほとんどおりませんので極めて快適です。聚富地区は廃屋が所々にあって写真にはもってこいです。崖上の別荘地を過ぎると望来までまっすぐに下ってゆけます。

望来から正利冠への道

望来から正利冠への道

高岡地区

高岡地区

国道との出会いには民家を利用したカフェがありますが当日は休みでした。すこし石狩側に戻って正利冠川に沿って山側に入ります。野菜の直売所があり、それを過ぎると簡易信号のある四叉路となります。まっすぐに川沿いを進むと山登りとなるのですが、今回は右折します。一気に坂を登ると台地状となって、道なりに進んでゆきます。車は時々抜かしてゆく程度で気になりません。やがて高岡地区に至り、大きく右にカーブを切って川を渡ると簡易信号のある交差点に至りますので右折します。あとは道なりに進んでゆくと国道に出て、これを右折すれば八幡の交差点はすぐです。

ちょっとした散歩にはちょうど良い30km強の距離のコースです。なお望来を過ぎると水の補給は出来ません。

望来一周   mourai2