札幌〜夕張周回ルート

札幌発で八の字型に夕張までを周回するルートです。行きはエルフィンロードを使って北広島まで抜け、長沼から最短のコースである由仁、継立、日出から山登りをして夕張。戻りは三川国道を経て、途中から車の多い道を避けながら栗山、南幌、野幌を経て戻ります。このコースは思いの外車に悩まされない良いコースだと思います。距離は160km位です。

馬追温泉

馬追の鉱泉

札幌を出るまでは色々とコースが考えられますが、私はいつも北一条通からでて瑞穂大橋を渡り、東札幌の地下鉄付近から自転車道路に入ります。いわゆるエルフィンロードの始まりです。今年は櫻が早くて早朝のランニングや散歩の人たちも沢山いる中を気をつけながら進みます。自転車の駅はまだ開いていません。ここはそもそも早朝は開けていない上に冬期の閉鎖が解けるのも5月の連休からになります。北広島手前で線路を越えると国道への出口は左手の森が切れる地点になります。ここから自転車は右通行の指定が出ますので分かるはずです。左にでて自転車道を分かれ、道を下ると国道274に出ることが出来ます。

由仁の三叉路の仏像

由仁の三叉路の仏像

ここから暫くは車の多い道となります。車道の嫌な人は歩道を走っても大丈夫。人はほとんどいません。千歳川手前には防災センターがありトイレを借りることも可能です。千歳川を渡ってすぐの三叉路を左にとれば長沼への道々3号になります。幅は狭まりますがそれほど不快ではないです。途中「西長沼ポケットパーク」という駐車場がありトイレもあります。長沼の交差点を右にとって町を抜け、「あいチュらんど」というソフトクリーム店の所を左に進のが正しいルートです。早朝からアイスを食べている人がいましたが、ソフトクリームはあとの楽しみに取っておきましょう。

レストランおおやま

レストランおおやま

ここからは馬追丘陵越えに入って行きます。きつい上りではないです。途中に馬追の鉱泉があります。静かな宿で、入り口に沢山人形が置いてあるはずです。登り切って一気の下りで由仁町に入って行きます。左折して由仁国道234号に入ります。また車の流れが増えますが少しの間の辛抱です。やがて夕張川を渡ると、栗山へ向かう国道とわかれる三叉路に至り、これを右(直進気味)に進めば夕張への一本道です。三叉路の地点には不思議な仏像が立っております。道は継立を過ぎ、左手に駐車公園が見えます。「みちみちトイレ」という変な名前のトイレがある場所で一休みにはちょうど良いです。この後は日出を過ぎると暫く集落が途切れ、夕張への上り道に入って行きます。200m位の上りでちょっとした達成感が味わえます。この辺の道は新しく付け替えられたので素晴らしいです。ただいつもの事ですがガラス片などが多く、清掃は追いついていない感じです。登り切るとトンネルとなって、夕張への入り口である鹿ノ谷地区に至ります。左に進んで更に上ると夕張市街に至ります。

河岸段丘の滝

河岸段丘の滝

まずは夕張駅にて一服。駅には観光協会の売店がありますが目新しいものはなかったです。今回はここでアクシデント。なんとパンクです。以前も同じ場所でパンクしたことがありました。なにかこの道に秘密でもあるのでしょうか。修理をして清水沢へ向かって下り基調の道をたどりました。今回の中間目的地は沼ノ沢駅のレストランおおやまさんです。ここで長いもハンバーグを食べて前半を終了としました。

後半はまず下って新夕張へぬけ、ここから三川国道274号を進みました。この道が今回で最悪の路面でした。春で補修が終わっていないこともあるのでしょうが、ともかく路肩の穴がひどいです。おまけに併走する高速道が開通して以前ほどではないとは言いながらも、日勝峠に至る大動脈ですので車は多いです。アスファルトの穴にタイヤを取られて転倒でもしたら大事故になりそうな嫌な感じです。さらに悪いことにこの日は帰りが向かい風で強風というタフなコンディションでした。川端の夕張川の橋までは逃げようがないのでひたすら我慢です。橋の手前を右にとると交通量はぐっと少なくなります。道々477号です。途中左の河岸段丘の壁に滝のように水が落ちるのを見ました。こんな所に滝があったのかとしばし眺めてしまいました。恐らく農業用水路からの水が滝のようになっているのでしょう。水の多いこの時期だけの眺めかもしれません。一つ目の大きな道を左に取ると再び三川国道と出会いますが、この辺は交通量がそれほどでもないです。かなりの車が川端から追分の方に分かれて行くせいです。道なりに進むつもりでしたが、途中から道々602号山桝道に入ってみました。旧知の道だったこともありますが、「Gallery Teto2」という面白い看板に惹かれたことも理由です。看板が出ていたので寄ってみました。古い民家をつかった小さな焼き物とガラスのギャラリーです。猫がいました。

ギャラリーteto2

ギャラリーteto2

この先はひたすらの向かい風に耐えて由仁に抜け、夕張川を渡る裏道を通って、栗山の駅前に出ます。後は南幌へ抜けます。小林酒造の酒蔵を左手に見ると再び夕張川を渡りひたすらまっすぐですが、長沼からの道々45号と交差したあと、すこし注意が必要です。というのはこのルートは過去の夕張鉄道の跡地なのですが、北長沼と南幌町の一部だけが町の区画に沿うような形でルートが変更されているのです。大きな縮尺の地図で見るとよく分かります。さらに面倒なのは北長沼郵便局の付近の標識が「南幌方面右折」になっていることです。実際は直進して斜め右に曲がるのが最短なのです。同じ事が南幌の町の中でも起こります。町の入り口で右に道なりにカーブしますが、これをどつんまりまで進のが正解です。

町を抜けると南幌温泉を右に見て、程なく千歳川を渡ります。渡ってすぐの三叉路を左へ。直進すると江別です。後は道なりに進み、信号のある道々46号を過ぎると野幌の駅裏に入って行きます。直進しても線路を越えられませんので適当に左に折れて道々128号の白樺通りに入ります。これを使って国道12号を渡り、どつんまりを左へ。三番通りといいます。最後は大麻から北郷への道に抜けて札幌へと戻ります。

 

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